住吉
2008年7月18日 金曜日

先日、カヤックの柳澤(やなさわ)さんの著書この「社則」、効果あり。を読みました。

このカヤックという会社は、超クリエイティブな会社でWEBの世界では有名な会社です。

そして実は今から約3年前、僕らが友人同士で起業を夢見ていたときに『こんな会社があるのか!』という強烈なインパクト(サービス、働き方、場所など色んな意味で)とともに知った会社がカヤックであり、しかも友人3人で創業されたということで更なる強烈なご縁を感じ、思わず話を聞きに鎌倉まで押し掛けてしまったというエピソードがあります。

それからというものカヤックの皆さんには、起業について色んなアドバイスをもらったり色んなご縁を作ってもらったりと相当お世話になりっぱなしなのですが、とにかく突っ走っててかっこいい会社です。

そんなカヤック柳澤さんの著書、これは読まねばということで早速読んでみました。

この本では色んな会社の社則が紹介されていますが、よくありがちなお堅い社則ではなく、

・失恋休暇
・デート支援金
・遅刻したら全身タイツ

などなど、普通の会社だとありえないような社則が目白押しです。
カヤックの『サイコロを振って給料を決める』というルールは以前から知っていましたが、他の会社でもこのようなユニークな社則があるんですね!
自分で会社をやっている身でありながら不覚にも『うわ、この会社で働きたい!』と何度も思ってしまいました。

しかも読み進めていくうちに、この本に載っている社則はただ面白いだけのルールじゃなくて、経営理念や事業内容に通じるルールがほとんどだということに気付きました。
会社それぞれの個性、価値観が実によくルールに表れており、会社の使命を実行に移すための生きたルールになっている。
それが凄い。
正直、村式の社則を作りたくて作りたくてうずうずしてきました。

ちょうど村式でも経営理念(日本のよさをサービスに込め、世の中をもっとおもしろくする)を体現するための仕組みを作ろうと思っていたのと、先週の土日は小田原で経営合宿を行う予定だったので、これはタイムリー!と早速社則作りを合宿のテーマの一つに加えて合宿を行ってきました。

 

gassuku
小田原城近くの報徳二宮神社

そこで生まれた社則とは、

■祭り奨励制度 
~地元の祭りが開催される日は、早帰りして祭に参加すべし~

お祭りの目的や内容は地域によって様々ではありますが、この社則は
『自分の住んでいる土地に敬意を表し、感謝し、仕事の成功を祈り、さらに楽しませてもらう姿勢を培う』
というのが目的のルールです。

考えてみれば当たり前の姿勢ですが、僕らのようなWEB企業はただでさえ夜が遅くなりがちな職種なので、ルール化でもしておかなければ平日の祭りに行くことさえ難しいのではないでしょうか。

そして何より祭りは活気があって楽しいし、気力も充実することでしょう。
そういえば先日青梅の祭りで初めて山車を見たときには、感動のあまり鳥肌が立ち、涙が出そうになりました。
日本の文化はすごい!と再認識する瞬間が祭りにはあります。

ということで、僕は逗子に住んでいるのですが、一昨日がお祭りだったので早速早帰りさせてもらって嫁と楽しんできました。
あーいい社則だ!と早くも実感した次第です。

その他にも
■他人の徳目を見つける制度
など、いくつかの社則を作ったのでそのうちHPで紹介しようと思います。

ということで、この本にあるような個性を活かした会社がどんどん増えていって、個性を活かすための社則も増えていって、しかも『世の中のため』の方向を向いている会社が増えていけば、もっとおもしろい世界になるだろうなぁと思った次第です。

ということで長くなりましたが色々勉強になった本でした。

柳澤さん、ありがとうございます!